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原題が「Extremely Loud & Incredibly Close」なので ほぼ直訳で尚且つ日本語でも印象に残りそうな邦題が付けられたこの作品は、 2001年9月11日にアメリカで発生した同時多発テロ事件を題材にしています。
小説を原作に映画化されて アカデミー賞にノミネートされていたりもするのですけど、 どうにもこの長いタイトルはしばしばうろ覚えになってしまうのが難点です。

LGBTのバレーボールチームを題材にした タイのコメディ映画の原題はチーム名から付けられた「Satree lek」で、 英語でのタイトルはチーム名を直訳した「The Iron Ladies」です。
この作品を日本へ持ってくるときに付けた邦題は、 日本で有名なスポ根バレーボール作品のタイトルをもじって 「アタック・ナンバーハーフ」となりました。 絶妙な度胸とセンスだと感じます。

スマートフォン向けRPGとして先日配信を開始した 星のドラゴンクエストの市村龍太郎プロデューサーは 過去に剣神ドラゴンクエストというかなり野心的な作品も手掛けていて、 共にドラクエシリーズでは珍しい○○ドラゴンクエストという名前が付けられています。
これまでにない新しいものを作りたいと 東京都知事だった石原慎太郎氏が手掛けた新銀行東京や首都大学東京のように、 名前の付け方には当然のように何らかのこだわりが秘められているものです。

ファンサイト等でドラクエシリーズの作品を略する場合に DQXとかDQHとかDQMJ2Pの様な表記が見られますけど、 星のドラゴンクエストは公式でも使われている星ドラですし、 剣神ドラゴンクエストも略する場合は剣神が多いように見えます。 (ついでにスライムもりもりドラゴンクエストはスラもりですよね。)
他のタイトルと並べて扱うときに表記で統一感を出せないのは 難点でもあるのですけど、 タイトルの時点で既に個性を発揮できている立ち位置は羨ましくもあります。

DQXのキャラ名はひらがなカタカナ記号を用いて6文字まで使える仕様なので、 普通の名前だけでなく飛び道具的な名前も見かけることがありますけど、 仲間モンスター名についてもそれは同じようです。
むしろ自キャラ名よりも自由なシステムになっているからか 全くの無関心から全力で狙うところまでの振り幅がかなり広くなっています。
仲間モンスター協力バトルチャレンジで一緒のPTになった方が、 この名前を付けるに至った過程を わたぼうに話しかけるまでの間だけでも妄想してみると、 意外とそれなりに楽しいですね。

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