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2015年7月に「冒険者のおでかけ超便利ツールを安価に始めてみるには」という見出しで記事を書きました。
記事では、2015年7月時点でおでかけ超便利ツールを利用可能かつ安価に入手できる機器について考えましたが、8か月が経過した2016年3月時点では入手可能な機器や価格が若干変動しているだけでなく、おでかけ超便利ツールの大幅な仕様変更に伴い状況が大きく様変わりしている為、2016年3月版として新たに記事を起こすことにしました。

冒険者のおでかけ超便利ツールを安価に始めてみるには(2015年7月版)
http://disruption.blog.jp/archives/35753187.html


冒険者のおでかけ超便利ツールバージョンアップのお知らせ

2016年3月16日に実施されるスマートフォン版おでかけ超便利ツールのバージョンアップで対応OSが変更されます。これに伴い以前の記事で紹介していた一部の機器で超便利ツールを利用できなくなります。
◆変更される対応OSのバージョン
・iPhone版
[現在] iOS 6.0 以降
[変更後] iOS 7.0 以降

・Android版
[現在] Android 2.3 以上
[変更後] Android 4.0 以上

◆ご利用のOSバージョンの確認方法
・iPhone版
『設定』 > 『一般』 > 『情報』 の中の「バージョン」が、ご利用のOSのバージョンです。

・Android版
『メニューアイコン』 > 『設定』 > 『端末情報』の中の「Androidバージョン」が、ご利用のOSのバージョンです。
※ご利用の端末により、確認方法が異なる場合があります。

◆バージョンが新しい基準に満たない場合
対応OSの変更までに、OSのアップデートや端末の移行などをご検討くださいますようお願いいたします。
対応OSの変更後は、対応外のOSをご利用の場合、サポート対象外となります。ご了承のほどお願いいたします。
[事前予告]スマートフォン版『おでかけ超便利ツール』対応OS変更
http://hiroba.dqx.jp/sc/news/detail/5dec707028b05bcbd3a1db5640f842c5/
冒険者のおでかけ超便利ツール バージョンアップ情報 (2016/3/14)
http://hiroba.dqx.jp/sc/topics/detail/2cfd4560539f887a5e420412b370b361/

今まで使っていた機器から安価に乗り換えたい人や、新しく機器を追加したい人向けに、今回も2015年7月の記事と同じく、3つの環境それぞれについて超便利ツールを動作させるための環境を出来るだけ安く手に入れる方法を考えていきます。

おさらいとしておでかけ超便利ツールの説明をすると、冒険者のおでかけ超便利ツールはDQXをプレイする際に一緒に使用すると名前の通り超便利に遊ぶことが出来る、DQX公式のプレイ補助ツールです。
超便利ツールの利用料金は基本的に無料で、一部の機能を使う際にジェムの購入が必要になります。
とはいえ無料の機能だけでもかなり便利ですし、超便利ツールを開くとログインボーナスとして1日1回10ジェムがもらえる仕組みになっているので、毎日ログインしてコツコツとジェムをためて、たまに有料機能を使うということもできます。

超便利ツールは、ニンテンドー3DS、Android、iOSの3つの環境でアプリとして公開されています。
3DS版とスマートフォン版で使用できる機能に若干違いがありますが、ドラクエ10をプレイしていてアプリをインストールできる機器を所持しているなら、入れておいて損はしないと思います。

冒険者のおでかけ超便利ツール|目覚めし冒険者の広場
3DS版
http://hiroba.dqx.jp/sc/public/playguide/guide3dssuper_top/
スマートフォン版
http://hiroba.dqx.jp/sc/public/playguide/guide_sp_top/

3DS版


まず3DS版ですが、これについては今回のおでかけ超便利ツールのバージョンアップで動作環境の変更は無いため、考え方は以前の記事と同じになります。

3DS本体の任天堂の希望小売価格は次のようになっています。

・newニンテンドー3DS……税別16,000円
・newニンテンドー3DS LL……税別18,800円
・ニンテンドー3DS……税別14,286円
・ニンテンドー3DS LL……税別18,000円
・ニンテンドー2DS……税別9,980円

本体ラインナップ|ニンテンドー3DS|Nintendo
http://www.nintendo.co.jp/3ds/hardware/lineup/index.html

前回の記事からの変更点として、旧版のニンテンドー3DS LLは生産を終了しており、3D表示機能と折り畳み機構を省略した廉価版3DSのニンテンドー2DSが新たにラインナップへ追加されています。
初代のニンテンドー3DSと、ニンテンドー2DS以外の3機種にはACアダプターが付属していないので、追加で新品を購入だと税別952円が更にかかります。

新品で3DSを購入したい場合はnewの2機種がおススメになります。旧機種と比べて性能が向上していますしnew3DS用のゲームソフトも存在するので、普通にゲームを遊ぶ目的であればnewを選ぶのが無難です。
直近では2016年3月4日からスーパーファミコンのバーチャルコンソールソフトの配信がスタートするなど、今後もnew3DSのみで遊べるコンテンツは増えていく様子です。

Newニンテンドー3DSでスーパーファミコンのバーチャルコンソールが遊べるようになりました! | トピックス | Nintendo
https://topics.nintendo.co.jp/c/article/616a911c-dc26-11e5-b324-063b7ac45a6d.html

大手のショップでの実売価格はnew3DSが税込16,000円あたりから、new3DS LLは税込19,000円あたりからがそれぞれ相場の様です。旧型では3DSが税込14,000円あたりから、3DS LLは生産が終了している為品薄であり税込19,000円あたりからが相場の様です。
本来であれば廉価版扱いとなるはずのニンテンドー2DSは、日本国内の正規品としてはポケモンの限定版のみの発売となっている為、現在は新品での購入が難しい状態です。

超便利ツール専用で調達を考えている場合は、安価な中古も有力な選択肢となります。
中古ゲームを扱うショップでの相場を見てみると、new3DSで税込14,000円あたりから、new3DS LLで税込17,000円あたりから、3DSで税込8,000円あたりから、3DS LLで税込13,000円あたりから、という具合の様です。2DSの中古は殆ど出回っていないのか見かけません。
超便利ツール目的なら前回と同様に初代3DSの中古が一番安上がりになりそうです。ただし全体的に相場が高騰している印象も受けました。
中古の場合、本体の汚れや傷、付属品の欠品など状態が悪い場合に、通常よりさらに値引く場合もあるので、動作確認がしっかりしているものであれば、掘り出し物かもしれません。
ARカード、充電台は超便利ツールだけなら必須ではありません。タッチペンが欠品の場合は別途100均などで調達するか、指のツメで操作することになります。

iOS版


次はiOS版です。
超便利ツールアプリの新しい動作環境はiOS 7.0以降の端末とされています。
iOS 7.0以降がサポートされている端末となると、iPhone 4以降、iPad第2世代以降、iPod touch第5世代以降が該当します。
ただし、超便利ツールではこれまでの仕様でもiPhone 4以前の端末は非推奨端末となっているので、iPhoneで動かす場合はiPhone 4S以降となります。

新品で購入しようとすると在庫があるのは比較的最近の機種しかありませんが、3DSと比較するとかなり高額なお買い物となります。
アップルの公式ショップであるAppleストアでは、iPad mini 2の16GBで税別31,800円、iPod touchの16GBで税別24,800円あたりが、新品でも比較的お安く済む端末となっています。
またアップルストアには整備済製品という認定中古車のような制度があります。完全な新品ではありませんが値段が若干安くAppleのメーカー保証もつくので、とても人気があります。

iPad整備済製品 - Apple (日本)
http://www.apple.com/jp/shop/browse/home/specialdeals/ipad
品質認定の整備済みiPod touch - Apple (日本)
http://www.apple.com/jp/shop/browse/home/specialdeals/ipod/ipod_touch

中古での相場を考えると、iPhone 4sやiPhone 5は9,000~10,000円あたりから品物を見かけることがありますが、古い機種のため状態の良い流通在庫は徐々に減ってきている印象です。
2013年に発売されカラフルな外装が話題となった廉価版iPhoneのiPhone5cは中古でも多く出回っていて、相場も12,000円あたりから品物を見かけます。
iOS版超便利ツール用で安価に探すなら、現時点ではiPhone5cが無難な狙い目機種となりそうです。

Android版


最後はAndroid版です。
超便利ツールアプリの新しい動作環境はAndroid 4.0以降の端末とされています。
Androidの端末は複数のメーカーから多種多様な機種が発売されており、それら全ての機種においてアプリの動作確認が行われているわけではありません。発売時点でAndroid 4.1が搭載されていたHTC J butterfly HTL21が、非推奨端末として公表されているように、Android 4.0以降であっても必ずしも超便利ツールが動作するとは限りません。

「ドラゴンクエストX 冒険者のおでかけ便利ツール」が使えない端末はありますか?
http://support.jp.square-enix.com/faqarticle.php?kid=67641&id=7901

新品で購入する場合、Android端末の値段は本当にピンキリです。
スマートフォンなら10,000円程度から、タブレットなら5,000円程度から品物を見かけます。
ただ、あまりに激安な端末は非推奨端末の「その他、一部のタブレット端末」に該当する場合があります。
商品説明でメーカー名の記載がないものや、Google Playからアプリをダウンロードできないもの、日本国内の正規品ではない海外からの輸入品、root権限取得の記載があるものなどは、超便利ツールを使いたいという目的ではお勧めできません。

無数の端末の中から候補を絞り込むのは容易ではありませんが、端末の仕様からいくつか押さえるべきポイントがあります。

Android OSのバージョン

超便利ツールで使う場合は当然Android 4.0以降が絶対条件となります。
発売時期の古い端末の場合、発売後のバージョンアップでAndroid 4.0以降搭載となっている場合がありますが、可能であれば発売当初からAndroid 4.0以降搭載の端末を選ぶのが無難です。

記憶容量

仕様ではROMやストレージといった表記で記載されています。
AndroidのOSやインストールしたアプリが収まるスペースです。
最低でも8GB以上、可能であれば16GB以上の端末が無難です。

内蔵メモリ

仕様ではメモリやRAMといった表記で記載されています。
アプリを端末上で動かす際に必要となるスペースです。
最低でも1GB以上、可能であれば2GB以上の端末が無難です。

記憶容量が机の引き出しで、内蔵メモリが机の上の作業スペースと考えるとイメージしやすいかもしれません。
まずダウンロードしたアプリは引き出しに収納されます。アプリを動かすときは引き出しにしまってあるアプリのファイルを取り出して机の上に広げて作業をするのです。
引き出しに収まりきらない容量のアプリはインストールすることができませんし、作業スペースに広げきれないアプリは実行することができません。

比較的発売時期が新しい端末であっても、廉価な一部の端末で記憶容量と内蔵メモリが極端に少ない設計のものが出回っています。

記憶容量で書かれているすべてのスペースを使ってアプリを入れられるわけではありません。Android OS自体もそのスペースに収められていますし、他にも最初から入っているアプリがあるので、端末によっては8GBの容量があっても1GB程度しかアプリを入れられない場合もあります。
また、内蔵メモリの一部もAndroid OSが使用していて、その他に裏側で動作しているアプリもあるので、メモリが512MBなど1GB未満の端末での超便利ツールの安定動作は難しいだろうと思われます。

他にもCPUや画面解像度など押さえておきたいポイントは様々ありますが、記憶容量や内蔵メモリをケチっていない仕様の端末では、その他のパーツにもそれなりにコストをかけている印象があります。
超低価格設計の端末と、そこそこの低価格設計の端末の差は大きいのです。

最近は携帯電話会社に契約しなくても端末だけ単体で購入可能なSIMフリーのスマートフォンを店頭でも多く見かけるようになりました。
超便利ツールが安定して動作しそうな性能の安価な端末としては、実売25,000円前後のASUS ZenFone 2 Laser、実売28,000円程度のHTC Desire 626、近日発売予定で実売22,000円程度見込みのASUS ZenFone Goあたりは新品での入手が容易です。

安価な端末を求める場合は中古も視野に入ってきます。
中古の場合はSIMフリーよりも、SONY XpreiaやSamsung Galaxy、シャープ AQUOSといったメジャーなブランドでdocomoやau、softbank用の端末の方が出回っている在庫は圧倒的に多い印象です。

スマートフォン向けのゲームアプリでは、推奨端末としてdocomoやau、softbank用端末の具体的なリストを載せているものが見られます、
複数のアプリで推奨端末リストに掲載されている端末であれば、同じくらいの性能を求められる他のアプリでも安定して動作しそうだと推測することが出来ます。

ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト(必須環境:Android 4.0以降)
http://cache.sqex-bridge.jp/guest/information/4196
星のドラゴンクエスト(Android OS4.0以降)
http://www.dragonquest.jp/hoshidora/modal/terminal-list-modal.html
ドラゴンクエスト どこでもモンスターパレード
http://www.dokodemo-dqmp.jp/info/11532
予言者育成学園 Fortune Tellers Academy(Android4.2以上)
http://yogensha.jp/model_list

日本でAndroid 4.0搭載の端末が登場したのは2012年夏ごろからです。
ドコモではSamsung GALAXY S III SC-06D、ソニー Xperia GX SO-04Dあたりで、どちらも中古では8,000円あたりから品物を見かけます。ただし先ほど推奨端末リストの例として挙げたアプリでは、発売時期が古いためかリストから弾かれているだけに、超便利ツールの動作もギリギリのラインかもしれません。
2013年春モデルではAndroid 4.1搭載の機種が主流となり、ドコモではソニー Xperia Z SO-02E、Samsung GALAXY S III α SC-03Eの世代となります。どちらも中古では12,000円あたりから品物を見かけます。Android版超便利ツール目的で選ぶならばここが狙い目の下限となりそうです。

まとめ


3DS、iOS、Androidのそれぞれの端末について、安価に手に入れられそうなものを調べてみましたが、若干の状態難に目をつぶれば5000円前後の掘り出し物も見かけていた2015年7月時点と比較すると、全体的に最低ラインの相場が上がっていることが分かりました。
超便利ツール目的であれば中古の初代3DSが一番お手頃なのでしょう。


なお、アプリの動作環境はあくまで現時点でのものであり、将来的にアプリの機能がパワーアップされたりした場合に、必要な動作環境が引き上げられる可能性は十分に考えられます。出来る限り長く使い続けたいと考える場合は、可能な限り新しい機種を選択するのが望ましいだろうと思います。
また、今回の記事を書くにあたって中古端末の相場として参考にしたのは、中古端末を扱うショップでの値段になります。ネットオークションでは更に安い値段での出品もみかけることがあるかと思いますが、状態の良くないものや出自の怪しいものも数多く出品されているので、オークションを利用する場合は特に十分な注意が必要です。
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